概要

 最近ガソリン価格が急騰し、懐に寒さを感じるようになりました。たまに購読しているベストカーやオートメカニックという雑誌にも燃費UPができるというグッズが紹介されています。イオンやら遠赤外線やら波動やら理解できないものが多いです。比較的簡単なもので、シガレットに挿すだけで燃費改善が図れるという製品があります。中身は電解コンデンサーのようで、急激に電流が必要となるときに電解コンデンサーが肩代わりをすることによりオルタネーターの負荷を少なくするようです。
 バッテリーの内部抵抗はきわめて少なく優秀で、SKYLINE HR34の場合、スターターは1kWなので1000/12=83A、仮に7Vを維持できているとすれば、(12-7)/83=0.060Ωというきわめて少ない値となります。シガレットまでの配線、電解コンデンサの内部抵抗等を考慮すると、この値を下回るのは困難とも思えます。
 劇的な改善は困難と思えますが、たとえば、同じ原理の Skyfield NEO SOCKETα で2%ほどの効果があるそうです。仮にガソリン価格を160円とした場合、3円ほどの節約となります。
 私の場合、グッズを作成する部品が部屋に転がっていましたので、試作し効果を検証したいと思います。燃費も測定は満タン法で時間がかかるので、かなり長期のデータを取らないといけないでしょう。

製作

 市販品のグッズの大きさから考えて、せいぜい10000μのコンデンサーと想像した。私は手持ちの4700μを使用した。耐圧は充電系は15V近くまであがることがあるため、余裕をみて16V製品はやめて25Vとした。許容温度は105℃としたかったが、一部85℃のものを使用した。大きなコンデンサーは内部のL成分等により高域のインピーダンスが高くなるため、4700μ,100μとセラミックコンデンサの0.047μを並列に接続して、広域のインピーダンス低減を狙った。しかし、コンデンサーまでの配線のL成分によって、あまり意味もないような気もするが。
 夜間のアイドルストップ等を頻発するとバッテリーの充電不足が怖いので、手持ちの電流計10mA(内部抵抗6.1Ω)でシガレットの電圧を表示できるようにした。ただし、エンジンをかけていないときのバッテリーからシガレットまで電圧降下が0.8V程度あるようだ。電流計の読みで5mAの場合、5*2=10Vである。

充電の目安はエンジンをかける前で、電圧降下を考慮し、電流計で換算した電圧で11.5V以下になった場合とした。

設置は、灰皿をはずして、電流計を置いただけである。灰皿の下の部分はかなりスペースがあるので、中に基板は入るが、シャーシが剥き出しになっているので、運が悪いとショートしてヒューズが飛ぶ。(シガレットのヒューズはアクセルペダルの右側にあります。)私の場合、とりあえずプチプチで基板を巻いて輪ゴムをかけた。