SKYLINEのエアコンフィルタの交換

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概要

 SKYLINEは標準でエアコンにフィルタがついております。今回、自分で交換しようと秋の初めにフィルタを購入しておいたのですが、暇が無く時間が取れる正月に交換しました。

フィルタ

AUTOBACS の日産車用 N-0002(3,150円)を用いました。箱にはプレサージュ・バサラ用ですが、適合表によるとHR34にも適用できます。

交換手順

必要工具

+ドライバー、 -ドライバー

取り外すパネル

エアコンフィルタは助手席グローブボックスの裏のインパネの下になります。交換時に取り外しが必要なパネル類は下写真のとおりです。

グローブボックスの取り外し

グローブボックスをしたから撮影した写真です。
左写真の黒いピンがグローブボックスの開閉の支点となっているピンで2本あります。
①ピンの頭を手前に回す。②引き抜く。の手順で取り外せます。

ピンをはずした状態です。さらにグローブボックスをゆっくり開閉させるためのケーブルをはずす必要があります。

左の写真ようにケーブルの先の部品を引っ張るとグローブボックスが外れます。

キッキングプレート取り外し

左写真が取り外したキッキングプレートの裏側です。
白い部品がシャーシに固定するピンです。
少しずつ左右にゆすりながら引っ張るとはずせます。

サイドフィニッシャー取り外し

少しずつこじって左写真のようにします。

インストロアアシストパネル取り外し

上4箇所、下2箇所のねじをはずします。
左下の写真のとおりたくさんつめがついておりますので慎重に少しずつこじってはずしましょう。
グローブボックスの照明がはめ込まれていますので先にはずしておいたほうがよいでしょう。

パネルをはずした状態です。
パネルを裏から撮影しております。

フィルタの取り外し

写真真ん中の白いプラスチックの部品がフィルタを抑えている部品です。
左側がブロアユニット、右側がヒーターユニットとなっております。空気はブロアユニットからフィルタを経由してヒーターユニットに流れます。
プラスチックの下側が金属の部品で押さえられていますのでマイナスドライバー等ではずします。はずすときに金属の部品が飛んだりしますので怪我をしないように注意してください。
次に白いプラスチックは上側につめがありますので上側へずらすとはずせます。
はずすと中にフィルタが上下2個入っていますので引き出します。

はずした純正フィルタです。鳥の羽や枯葉、排気ガス等で非常に汚い状態です。
枠からフィルタを取り外し新品と交換します。
左写真が運転席側の面(脱臭フィルタ)、右写真が助手席側(クリーンフィルタ)です。
純正フィルタはクリーンフィルタ部で0.3μm以上のバクテリア・ほこり・胞子・花粉等に対応、脱臭フィルタは活性炭を使用しており排気ガス臭などの悪臭を取り除けるそうです。

組み立て手順

基本的には分解と逆に実施します。
エアコンフィルタの向きは、フィルタの説明書に従います。フィルタの枠は表にUPと記載されているほうを上にします。
純正フィルタは表裏で働きが異なり、運転席側が脱臭フィルタ、助手席側がクリーンフィルタとなっております。