名鉄3700系,3100系

概要

3500系の改良型である。
車体断面形状が変化しており、側板が3500系の卵型から3700系ではまっすぐになっている。

また、屋根高さが3500mmから3600mmに高くなっており、天井高さも高くなっている。
連結面間隔が730mmから600mmに短くなっており、代わりに車体長が伸びており、全長は同一である。室内長さは、同じで妻面の壁が厚くなっている。パンタグラフがシングルアームに変更されている。 4両編成の3700系と2両編成の3100系がある。
3100系(手前)+3150系(奥)

3705F

左3114F 右3500系の3511F

3106F

1次車の3701～3702編成と3101～3110編成は、前部のガラス上のおでこの部分が広い
写真左が1次車、が右が2次車以降
前面窓の高さが80mm異なる。

車体には、電気指令式ブレーキを意味する、ECB(Electric Command Brakeの略)のプレートがあるが、3500系とデザインは異なる。
3500系
白地に銀色文字

3700/3100系
銀色に銀色文字

3100系は2200系の増結の時に色が合うように白色を基本とした塗装の編成がある。車両番号は豊橋側を1号とし、編成は、豊橋側の先頭車両の車両番号にFまたは編成を付けてあらわす。
後継は、3300系/3150系である。

軌間	1,067
電気方式	直流 1,500V
製造所	日本車両製造
最高速度	120km/h

3700系

号車

	3700系	搭載機器
1	ク3700 Tc1	SIV,CP
2	モ3750 M2	VVVF,PT
3	モ3850 M1	SIV,CP,PT
4	ク3800 Tc2

年次

次	編成(製造年)	適用
1	3701～3702(1997)
2	3703～3705(1998)	前面窓の高さが80㎜高くなっている。

3100系

号車	3100系	搭載機器
1	ク3100 Tc	CP
2	モ3200 Mc	VVVF/SIV.PT

年次

次	編成(製造年)	適用
1	3101～3110(1997)
2	3111～3119(1998)	前面窓の高さが80㎜高くなっている。
3	3120～3123(2000)

車体

3700系

4両編成	1号車	2号車	3号車	4号車
形式	ク3700 Tc1	モ3750 M2	モ3850 M1	ク3800 Tc2
全長(連結器を含む)	18,950	18,830	18,830	18,950
車体長	18,215	18,230	18,230	18,215
全幅	2,740	2,740	2,740	2,740
全高さ	4,010	4,055	4,055	4,010
台車中心間隔	12,400	12,400	12,400	12,400
扉	3扉	3扉	3扉	3扉

単位はmmで示している。
3100系

2両編成	1号車	2号車
形式	ク3100 Tc	モ3200 Mc
全長(連結器を含む)	18,950	18,950
車体長	18,215	18,215
全幅	2,740	2,740
全高さ	4,010	4,055
台車中心間隔	12,400	12,400
扉	3扉	3扉