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識別子

 識別子は変数名または関数名またはラベルまたはプロパティ等に用いる名前です。
 識別子にはアンダーバー_や$や半角英数字を使用することができますが、数字で始まる名前や予約語を使用することはできません。
breakcasecatchcontinue
debuggerdefaultdeletedo
elsefinallyforfunction
ifininstanceofnew
returnswitchthisthrow
trytypeofvarvoid
whilewith
将来のため以下の予約語が予約されています。
class enum export extends
import super
厳格モードの場合以下の予約語が将来のため予約されています。
implements interface let package
private protected public static
yield
 但し、プロパティの場合は使おうと思えば予約語を使用できます。例えばwhile予約語がプロパティとして以下の様に使用できます。
 プロパティにwhileを使用しています。実行ボタンをクリックするとwhileプロパティに設定された鶴が表示されます。

文字列

文字列は"又は'でくくります。

エスケープシーケンス

改行などの制御コードはエスケープシーケンスで入力します。
記述説明
¥bバックスペース
¥t水平タブ
¥v垂直タブ
¥n改行
¥r復帰
¥f改ページ
¥'シングルクオーテーション
¥"ダブルクオーテーション
¥¥¥文字
¥0NULL文字
¥xXX2桁のXX(16進数)が表すLatin-1文字
¥uXXXX4桁のXXXX(16進数)が表すUnicode文字

グロバール変数

以下のグローバルな値を持っています。

Infinity

無限大

NaN

非数

undefined

未定義

null

オブジェクトが存在しない

var

 変数の宣言を行います。C言語と違い{}で独立したローカル変数とはならず関数内でのみ独立しています。
 関数内で同じ変数名を複数宣言する上書きされます。{]内で独立した変数としたい場合はletを使います。

let

 変数の宣言を行います。C言語と同様に{}で独立したローカル変数となります。

if

if(条件) 処理1 else 処理2
 条件がtrueの場合、処理1、falseの場合は処理2が実行されます。
 else以降は省略することができます。

switch

switch(exp){
  case 定数1:
    処理;
    break;
  case 定数2:
    処理;
    break;
  default:
    処理;
    break;
}
 expの値に応じて一致する定数の処理を実行します。複数の定数を記述できます。該当する定数がない場合はdefault以降が実行されます。
 実行ボタンをクリックすると変数0~3に応じてsiwtchにより変数の値に応じた値を表示します。

with

 実行ボタンをクリックするとdocumentを省略したサンプルによりgoodを2回表示します。