純粋な抵抗負荷RLの場合、コレクタ電流をIC1とするとコレクタ損失は電源の電力(Pav)-負荷で消費される電力(Po)で表される。Iopは出力電流のピーク値である。
Poは片側のトランジスタでは半周期を負担すればよいので半分となる。
コレクタ損失は、下式のとおりとなる。
cosの場合、引数の符号に関係なく、答えが決まるため、T1とT2の様に絶対値が同じで符号が違っても答えは同じになる。よって下記の式は0となる。
T/4の時のcosは0なので
積分値はT2~T/4区間を表しており、T2~T/2区間の場合2倍とする。
最大値は、コレクタ損失をIOPで微分し極大値を調べる
合成関数の微分は
を微分するために
下記のように関数の積の場合
微分結果は
PCの式の共通部分をgで置き換えると
sinの逆関数はarcsinなので
と表せる
と表せるので2乗する。
IOP^2を乗して分母のIOP^2を消す
X=IOP^2と置くと4次方程式が2次方程式で表せる。