Windows 2000のUpDataのパッチを保存しておいて一度に適用する方法

近頃はウィルスは強敵です。OSを再インストールしてWindows Updateをかけている最中にウィルスに感染してしまうこともあります。ウィルスバスターと最新パターンファイルは必要です。でもたまに設定次第ではウィルスバスターを潜り抜けてくるウィルスもいるので安心できません。こうなったらセーフモードやレジストリの操作が必要になる。対応しているウィルスもソフトによって差があるようで、最新パッチで固めた2代目のパソコンで各アンチウィルスソフト会社のホームページが見れるのは非常に助かる。

パッチを当てろとマイクロソフトは言うがパッチを当てる途中で感染してしまうこともある。CDでパッチを配ってほしい。

ということで、再インストールマニア向け?にUpdateの内容を保存しておいて一気に適用する方法を調べた。

http://www.microsoft.com/japan/technet/treeview/default.asp のセキュリティーより製品別修正プログラム一覧より必要なパッチをダウンロードします。Windows 2000 SP4の場合、20個ほどありました。

Windows 2000とInternet Explorer と Java等のインストールする順番を日付の古い順としバッチファイルを記述します。2002 年 12 月以降に作成されたパッチは/zオプションをつけると再起動しなくなります。全部のパッチを当てたあとにqchain.exe(http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?amp;displaylang=en&familyid=3C64D889-74F1-490B-A2FB-F15671A3B60C&displaylang=en)を実行して再起動すればokです。

全部のパッチをバッチファイル化すれば、非常に楽になります。なお、古いパッチは再起動が必要なものがあるので1.batと2.batという風に2個に分けました。下記にバッチファイルの例を示します。

1.bat

ie55sp2\vbs55njp.exe
ie55sp2\vbs55mjp.exe
rem win2ksp4\Q318202_MSXML20_x86.exe
rem win2ksp4\Q318203_MSXML30_x86.exe
win2ksp4\msxml4qfe.exe
pause MS02-64を参照
pause 次のパッチは再起動が必要となります。パッチ適用して再起動後 2.batを実行してください。
ie55sp2\q329414_mdacall_x86.exe

2.bat

win2ksp4\js56njp.exe
win2ksp4\Windows2000-KB823559-x86-JPN.exe /z
win2ksp4\Windows2000-KB824105-x86-JPN.exe /z
win2ksp4\Windows2000-KB823182-x86-JPN.exe /z
win2ksp4\Windows2000-KB825119-x86-JPN.exe /z
win2ksp4\Windows2000-KB826232-x86-JPN.exe /z
win2ksp4\Windows2000-KB828035-x86-JPN.exe /z
win2ksp4\Windows2000-KB828749-x86-JPN.exe /z
win2ksp4\JPN_Q832483_MDAC_x86.EXE /z
rem ie55sp2\Q832894.exe /z
win2ksp4\Windows2s000-KB830352-x86-JPN.EXE /z
mplayer\WindowsMedia-KB832353-JPN.exe
JPN_Q832483_MDAC_x86.EXE
win2ksp4\Windows2000-KB835732-x86-JPN.EXE /z
win2ksp4\Windows2000-KB828741-x86-JPN.EXE /z
win2ksp4\Windows2000-KB837001-x86-JPN.EXE /z
qchain.exe
echo 再起動してください。

これらのバッチファイルによってたった2回でパッチが当てられます。しかもパソコンが何台あっても楽です。

一度実行して正常に動作することが確認できれば /z オプションがついている行に /m オプションを追加するとパッチが無人で動作します。